「38.6℃」
体温計が表示した数値だ。
この目覚めの悪さの原因を数値化してくれることにより自分は体調が悪いんだな。と認識する。
なので、自分はよほどのことがない限り体温計は使用しないようにしている。
数値化されると体調が悪いと認識せざるを得ないからだ。
「病は気から」という言葉は半分本当だと信じている。
「プラセボ効果」という「思い込み」の力は検証されている部分があるので、そこはけっこう大事にしている。
ムスメがインフルエンザにかかったので確実にこの熱はインフルエンザによるものだと思った。
ワクチンしててもかかる時はかかるので覚悟していた。
結果としてインフルエンザではなかった。
発症後12時間以内だと反応がでないケースもあると言われたが確実に12時間以上は経過していたので大丈夫だと思う。
不幸中の幸いなのかどうかわからないがインフルエンザと診断されると外出禁止になってしまうのでそこはよかった。
「インフルエンザでない」というプラセボ効果も働き、少し元気になった。
「人間ほんと気持ち大事だな」と改めて思った。
ただ、熱によるダルさや倦怠感はあるので普段どおりにはなかなか動けない。
その日は休みだったのだが、やりたいことがたくさんあったので手を付けてみる。
「めんどくさい・・・」という気持ちがでてきた。
自分のやりたいことなので楽しい気持ちになるはずのことが「めんどくさい」という気持ちになったことにいろいろ自分の中での納得感があった。
「めんどくさい」というのは体が本調子じゃない時に出てくる気持ち。だということ。
普段なら前のめりになってやりたいことが体調によって「めんどくさい」という気持ちになるというのは自分の中で大発見だ。
みんなそうなのかな?
めんどくさい=元気じゃない。
この式ができたことで、自分のコントロールがよりしやすくなったという世紀の大発見なのだ。
とても好きでやりたいことでもめんどくさいと思う時は「素直に休む」という当たり前っぽい結論にした。
自分の感情に向き合うことって大事だなーと感じた。
今回は「めんどくさい」。
めんどくさいは元気じゃないから出てくる気持ちなんだなと自分の場合は合点いく結論になった。
でも、言葉に出すといい言葉ではないので気持ちの中にしまっておこうと思う。
気持ちの言語化は率先的にしていきたいなと思う。
言語化することで自分も納得するし、誰かに伝える時にとても役立つものだと思う。
次は「なんかモヤモヤする」とか。
最近はないので今度モヤっとした時に深く考えてみようかと思う。