こんにちは！吉祥寺&町田のショートボブ美容師【イイノ】です！
カラーの色が抜けてくると「オレンジ」になってしまうことありますよね？
今回はそんな方に向けた記事となっております。
今回は・・・
【補色】を使ったカラー
についてです。
美容師さんはだいたい知ってると思いますが、お客様には知らない方もいると思います。
「補色」とは色相環上での反対の色のことを言います。
色相環ってこれです↓
見たことありますよね。これの向かい合ってる色同士が「補色」となります。
補色の知識を元にヘアカラーをする
【今回はオレンジになってる髪をアッシュにしたい】というオーダーのもと考えていきます。
まずはビフォー。
オレンジになってますね。
日本人のもともとの髪質としてオレンジや赤みがあるメラニン色素なのでこれはもうしょうがないんですよね。
このオレンジをアッシュにするには？ということを美容師さんは毎日のカラーリングの中で髪の毛を診断しながら考えております。
オレンジの補色は【青】
先ほどの色相環上でオレンジの「補色」は【青】なのです！
そして、アッシュというのは「青みがかった灰色」のことを言います。
あ、じゃアッシュが青みならそのままアッシュいれればなるんじゃないか！
と、考えるのは早いです！
補色同士の色を混ぜ合わせるとヘアカラーとして髪の色は「ブラウン」になってしまうのです。
では、どうするかというと・・・
「アッシュ」をめちゃくちゃ入れる調合をする
ちょっとアッシュいれたくらいじゃ補色でブラウンになる。
そのブラウンを超えてアッシュになるくらいアッシュを入れたカラー調合をするということですね。
いろんなメーカーから出てるんですが、色味だけのカラー「コントロールカラー」などと言われてるものですね。
調合はお客様によって全く変わってくるのでその都度毛髪診断して決めています。
そうして、アッシュをめちゃくちゃいれると・・・
アッシュってますね。
特に毛先の光の透けてる所なんてやわらか透明感がほとばしってますね。
オレンジからブラウンを超えてアッシュに。
ちょっと調合にコツがありますのでそこはイイノの所きてくださいね。
【補色の向こう側】につれていきますよ！！
ということでまだまだ人気のアッシュ、オレンジがイヤな人にオススメでっす！
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