こんにちは!吉祥寺&町田のショートボブ美容師【イイノ】です!
今回は美容師さんに向けての記事になります。
テーマは・・・・
価値を知ってもらうためのネットでの広告宣伝
美容師さんにとって、集客のための広告宣伝というのはとても重要な項目だと思います。
待っていればお客様が勝手に来てくれるということはほとんどないですよね。
そんなわけで今回は以下のような美容師さんにオススメの内容です。
・集客に悩んでいる
・値下げではなく価値を知って来てもらいたい
・美容師としての自分を改めて見つめたい
・得意な技術を広めたい
・フリーランスとして活動している
などなどの方には役立つ内容になっているかと思います。
今現在美容師の広告としてメインなのが、某有名ポータルサイトですね。
多くのサロンが利用していることから効果が高いのは事実だと思います。
ただ、「利用サロンの数がかなり多い」「他サロンとの差別化がしにくい」「美容師個人にスポットが当たりにくい」などなどいろいろ課題があると思います。
とりあえず沢山来てもらいたいという部分に関してはそれでいいと思います。
ただ、あなたの美容師としてのウリを明確にして、それを求めてるお客様に価値を感じて来てもらうほうがミスマッチは起こりにくいと思います。
美容師とお客様のミスマッチ
お客様の満足いかない理由の原因の1つに「ミスマッチ」があると思います。
「美容室」という大枠で探す方がまだまだほとんど多いのですが、実際に施術をするのは「美容師」個人なのです。
お店のコンセプトがあって、それに沿って仕事をしていると言ってもその人の得意分野や苦手分野は必ずあると思います。
そこのミスマッチがお客様が不満と感じる要因の一つになっているということも少なくありません。
もっと「美容師」個人単位でフォーカスしていくことがこれからはより大事になっていくと思います。
「このお店の〇〇さんはこういう技術が得意で、こういうスタイルで仕事をする美容師さんなんだな」というのが事前にわかっていればミスマッチは極力起こりにくいです。
そして、ポータルサイトの枠組みでは個人がどのくらいこだわって仕事をしてるかはわかりにくい仕様になっています。
そこで今回オススメしたいのが・・・・
ページを作りネット広告を出す
カンタンに言うと「自分のサイト」を持ち、そこに「自分のこだわりや仕事におけるスタンスなどを載せたページ」を作り「ネット上に広告」を出す。ということです。
【ネット上のチラシ】みたいなかんじと言えばわかりやすいですかね?
なぜ、ネット広告がいいのかと言いますと・・・
・自分のウリに合った人に見てもらえる
・費用対効果が高い
・気軽に始めて、気軽に止められる
というのがメリットととして大きいかと思います。
ネット広告のひとつに「リスティング広告」というものがあります。
グーグルなどで検索した時に「広告」という欄が最初の方に表示されると思います。
そこに出稿するのがリスティング広告です。
リスティング広告は細かい設定ができるので、探してる人と来てほしい人とのマッチングがしやすいです。
年代層や性別や地域などいろいろな設定ができるので、見てほしい人に見てもらいやすいという意味でとても有効です。
広告の内容と関係のない方には届かないので無駄に広告費がかかることが少ないので「費用対効果」も高いです。
予算の設定や期間の設定やABテストなども気軽に行えて、気軽に止めたり変えたりできるのでより広告効果を高めていきやすいです。
一番大事なのは内容
当たり前のことですが、どんなに広告を出しても内容が良くなかったら最終的に満足はいただけないです。
そのためにまずは「自分自身の棚卸し」をすることがとても重要です。
・美容師としての経歴
・得意な技術
・推していきたいメニュー
・接客スタイル
・こだわりサービス
など、自分を見つめ直して考えることが最も大事です。
この内容が決まれば、あとはそれに沿って伝わるページを作っていきます。
ランディングページは疑問をなくすために作る
自分の美容師としてのウリを発信するページなどを「ランディングページ」と言います。
「お客様に到着してほしいページ」ですね。
美容室のサイトは「オシャレ」「ステキ」「雰囲気がいい」というサイトが多いと思います。
パッと見のデザインはとてもいいのですが、実際に内容がわかりにくいことが多いです。
筆記体の英語で表記してあったりすると、オシャレ感は出ますがお客様からは「わかりにくい」という印象でしかないです。
今回の「ランディングページ」の意味合いとしてはオシャレ感より「疑問点をなくし、お客様に安心感を与えるページ」という意味合いです。
そのページでわからないことがない状態で、お客様が不安や疑問になることはなく、「この美容師さんにやってもらいたい」と思えるページをランディングページとして定義します。
そんなランディングページ作ります!
オシャレさよりわかりやすさを重視したページを作ります。
実は美容室のオシャレなページを作るのはそんなに難しくないです。
サロン内観を一番見栄えのいい位置で画像目一杯ヘッダーにして、作品撮りした作品を散りばめ、シンプルに作ればそれっぽくオシャレ感は出ます。
逆にランディングページは、画像をたくさん用意し、文章もしっかり考え、わかりにくいことがないように何度もチェックし、たくさんの情報を入れていくのでとても大変な作業です。
ですが、ランディングページを作ることによって自分のウリが明確になり伝えることができるので作って損になることはないです。
実際に作った事例を紹介いたします。
町田のアンチエイジングケア美容師「森下さん」のページです。
パソコンだと少し大きすぎるかもですが、今はほとんどの方がスマホで見ることが多いのでスマホに合わせて作っております。
このページ一つで森下さんのことがよくわかるページになっていると思います。
それが大事なポイントなんです。ここを見てくれればひと目でどんな美容師かわかるというページなんです。
まだまだ完全に完成ではなくブラッシュアップしていき、よりよいものにしていくことも可能です。
イイノ自身もランディングページを作成して広告出しております。
ランディングページができるまでの流れ
サクッと作ることが難しいランディングページなのですが、どんな流れで作っていくのかご説明致します。
求める内容によって増減はしますが、基本的な流れと捉えていただければと思います。
打ち合わせ
まずは打ち合わせします。
対面じゃなくてもオンラインでも可能です。
この打ち合わせで、ザックリとしたイメージを決めます。
「どんな内容にするか」「どんな人に向けて発信するのか」「希望納期」「見積もり予算」などなど。
特に「どんな人に向けて発信するのか」という部分がすごい重要なポイントになってくるので、細かい所まで掘り下げて決めていきます。
俗に言う「ペルソナ」ですね。
このペルソナのイメージが具体的であればあるほど広告の反応は良くなる傾向です。
そこをしっかり打ち合わせしていきます。
質問シート記入
美容師さんのウリや魅力を見つめ直して頂くために「質問シート」に記入してもらいます。
「経歴」「得意分野」「推しメニュー」「細かなこだわり」などなど。
ここも細ければ細かいほど、魅力は伝わる重要なポイントになります。
改めて美容師としての自分を見つめるいい機会になると思います。
画像の用意と文面を考える
説明のための文章と画像を用意します。
ここも中々大変なポイントがありまして、画像ってなかなか用意が難しいんですよね。
客観的に自分が施術してる写真って撮ってもらわないと用意できないんですよね。
ということで、オプションとして「イイノが撮ります」コースもあります。
一応少しばかりカメラも嗜んでいるので、イメージに合う写真は撮れます。
もちろん誰かに撮ってもらってご自身で用意するのもOKです!
ページを作成していく
打ち合わせして、画像と文章もあるので、実際にサイトのページを作成していきます。
基本的にWordPressを使いサイトを作成していきます。
元々サイトがある方は固定ページに作成します。
サイトがない方はWordPressでサイトを作成します。
「予約問い合わせページ」「アクセスページ」など他にも必要なページを作成します。
ページの修正
ページを確認し、修正をします。
文面変えたり、順番変えたり、第三者に見てもらったりして修正します。
ページの公開&広告運用スタート
作ったページを公開します。
そして、そのページを見てもらうための「ネット広告」をスタートします。
「グーグル広告」や「フェイスブック広告」などの設定も始めていきます。
反応見ながらブラッシュアップ
どのくらい表示されて、どのくらいの人がクリックしたかなどの数値が出るのでそれを見て、いろいろいじったりします。
キーワードの再選定、ヒートマップの反応、コンバージョン率などなど。
以上がおおまかな流れとなります。
文にすると大した工程ではないのですが、実際やってみるとかなりの作業工数があります。
実際の効果は?
ページを作り、ネット広告を出すと実際どのくらいの効果があるのか?というのが一番気になることですよね。
一部ですが広告を見て来ていただいた方の画像を貼っておきます。
一部ですが抜粋させて頂きました。
フェイスブック広告はインスタグラムにも同時に投稿されるので、費用対効果はとても高い印象です。
かける予算や需要にもよりますが、効果がないということはないです。
まとめ
・価値を感じて来てもらうために「ランディングページ」を作り、狙いを絞って「ネット広告」を出す
・美容師としての価値を見直すのにも役立つ
・やって損はない
という内容でした。
これからはより一層、美容師個人としてどう活動していくかが大事になっていくので早めに準備しといて損はないと思います!
内容で気になることやご相談あればお気軽にご連絡ください!
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