こんにちは!吉祥寺&町田のショートボブ美容師【イイノ】です!
ヘアカラーしてますか?
ヘアカラーした当日はツヤもあってキレイなカラーだと思いますが、月日が経つにつれ段々と色が変化していくかんじがしませんか?
徐々に変化していくのでどのくらいで次のカラーの染め時が適正なのかご自身の判断だと難しいですよね。
それと、当たり前の事実のように感じますが、そもそもなんで色が変化していくのでしょう?
今回はそのへんを掘り下げるとともに、その原因や対策も紹介していこうと思います!
まずは結論から言いますと・・・
カラーはもって「2ヶ月」が限度
もちろんカラーの色味や濃さ、髪の状態によっては前後します。
早い人は1週間、長い人でも2ヶ月もつかどうかくらいです。
ただ、2ヶ月以上カラーの色が抜けないということはほとんどないと言い切れます。
なので「1週間〜2ヶ月」というのが実情です。
特例として、「黒染めでガッツリ人工的な真っ黒」にした時はもう少し抜けにくいかと思います。
結論メッセージとして「二ヶ月以内にカラーはしましょう」!!
なぜ、色が変わっていくのか?
美容師としては当たり前の事実ですが、お客様はまだまだ知らない方もいるのでお伝えしていきます。
それには染まる仕組みのご説明からしなくてはいけませんのでカンタンにご説明します。
カラーは「脱色」と「染色」を同時にしている
髪の元々の色素である「メラニン色素」を「脱色」しないと色が変わりません。
黒い画用紙に色を塗っても見えないのと同じ原理ですね。
なので、脱色を行って髪の色素を抜いて色が見えるベースを作ります。
それと同じくして「染色」をしていきます。
化学反応で発色する染料がカラー剤に配合されているので、脱色で明るくなってきている髪に色が髪の中で発色して染まるという仕組みです。
なんとなくのイメージで捉えてもらえればOKです!
そして・・・
色落ちの仕組みと原因
ヘアカラーをしてから日々を過ごす中で様々な要因で色落ちしていきます。
・髪が濡れる
・シャンプー
・ドライヤーによるダメージ
・ブラシによるダメージ
・摩擦によるダメージ
などなど・・・
普通に生活しているだけで色落ちしてしまうのです。
カンタンな仕組みを説明すると、「色素が髪の中から流出してしまうのが原因です。」
ダメージをすると髪の隙間が多くなるのでより流出しやすくなってしまうのでダメージにつながることは色落ちの原因とも重なります。
ヘアカラーをした当日から減点方式のようにだんだんと色が落ちていきます。
そして前述のように2ヶ月ほどするとほとんど色素が残ってない状態となり脱色しただけの状態になるので明るくなっていくというかんじです。
2ヶ月というのはあくまで目安で、ブリーチをしていたり極端にダメージがある場合は1週間で色落ちするケースもあります。
髪の状態でかなり前後しますので、そこは担当美容師さんに聞いてみてください。
でもなるべくカラーは長持ちさせたいですよね?
カラーの色持ちをよくする方法
原因になることの負担を少なくするという考え方です。
洗浄力がマイルドなシャンプーに変える
市販の安価シャンプーのほとんどが洗浄力が高いものが多いです。
油分が多い方には相性がいいのですが、乾燥しやすい人などには不向きです。
もちろんカラーの色素に関しても洗浄力が高いと色素が流出しやすくなります。
なので、「カラー用のシャンプー」や「アミノ酸系の界面活性剤使用」などのシャンプーがいいかと思います。
シャンプーに関しては特定の商品を挙げることが難しいので、担当美容師さんに聞いてみてください。
トリートメントをする
やはり美容室でのたまにのケアより、「毎日のホームケア」のほうが重要になります。
「ダメージすると髪に隙間ができて色素が流出しやすくなる」と先ほど説明したと思いますが、その隙間をトリートメントで埋めてあげることが重要なポイントとなります。
これも特定のトリートメントを挙げるのは難しいので担当美容師にオススメを聞いてみてください。
しっかり乾かす
お風呂上がりで濡れたままの時間が長いより、早めにしっかり乾かしておくことも日々のケアとして重要なポイントです。
髪の毛が濡れている状態はダメージを受けやすい状態です。
タオルで水分をよく取り、乾かしておきましょう。
上記の方法はヘアカラーだけではなく普段のヘアケアの基礎にもなりますので習慣づけておくとキレイを保ちやすくなりますよ。
【まとめ】
・カラーの色持ちは「1週間〜2ヶ月」
・カラーは「脱色」と「染色」を同時にしている
・色落ちは「色素の流出」が原因
・ダメージすると「流出しやすくなる」
・洗浄力のやさしいシャンプー、トリートメント、しっかり乾かすことで何もしないより色持ちが長くなる
以上となります。
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