こんにちは!吉祥寺&町田のショートボブ美容師【イイノ】です!
以前記事で発信したのですが・・・
無事、手術が終了しました
命に関わるような病気ではなかったのですが、やはり「手術」という言葉は重たいです。
ひとまずは無事に終了したことに安堵しております。
自分のためにも今の気持ちの備忘録として振り返ってみようかと思います。
入院初日
「病院にお泊りするのヤダ」とずっと言っていたムスメ。
あの手この手で乗り気にさせる作戦が功を奏し、なんとか乗り気になってくれました。
先にほしいものを買っておいて、病院がんばったらいっしょに開けようねって作戦が一番効いたと思います。
外来で診察によく来ていたものの、手術をするということがどういうことかはムスメはハッキリわかっていなかったと思います。
なるべく怖がらせずに説明したのですが、想像つかないのは当たり前ですよね。
自分も事故で手術入院したことはありますが、あの経験をムスメにさせるのかと思うと複雑な心境でした。
小児科で診察を受け、今回はOKが出て入院できました。
病室に案内され、いろいろ説明を受けて落ち着いてからムスメと遊びました。
折り紙したり、ゲームをしたり、なるべくワガママでも聞いてあげようという気持ちでした。
「病院お泊りするの楽しいね!」とその時は言ってくれてたので、安心しました。
20時に面会時間が終わり、自分は近くに泊まれる「マクドナルドハウス」に向かいました。
「マクドナルドハウス」に関してはとても素晴らしい施設だったので別記事で詳細を報告します。
【追記】書きました!性善説の極みみたいな施設です!
病院の近くに泊まれる施設【ドナルド・マクドナルド・ハウス】って知ってる?
手術当日
朝8時からの手術なので、面会スタートの7時に病室に向かいました。
すでに手術着に着替えてるムスメを見て、胸の奥がギューっと苦しくなる感覚になりました。
なるべくムスメを不安にさせないように、楽しく過ごしました。
そして、準備が出来たのでいっしょに手術室まで向かうことに。
手術室の少し入ったところまでいっしょに行けて、たくさんの看護師さんがムスメを応援してくれてありがたかったです。
ムスメ本人も自分の名前をハッキリ伝えていて、わりと堂々としていました。
手術用の帽子をかぶり、看護師さんに手を引いてもらい奥に進んで行きました。
「いってきまーす!」と角を曲がってくムスメの姿を見て涙が溢れました。
「全身麻酔をする手術」ということを考えると不安が募ります。
麻酔科の先生から「プロポフォール症候群」という麻酔の事故の例を説明されて、念には念をと思い今回プロポフォールは使わないでもらう方向でお願いしました。
そんなことはないだろうと思いつつも、万が一もう会えないということになったら・・・ということが少し頭によぎりますが、考えると現実になってしまいそうで考えないようにしようということをずっと考えてました。
手術が終わり・・・
説明では2〜3時間で終わると言われていたのですが、3時間半をすぎても呼び出されず。
「何かあったんじゃないか?」「大丈夫なのだろうか?」と先程までは考えないようにしていたことがあまりにも長く感じる時間の中でまた浮かんできました。
3時間半を少しすぎたところで看護師さんからお呼びがかかりました。
麻酔から起きるのを待ってたそうです。
先程の手術室の入り口にストレッチャーで横になっているムスメがいました。
「痛いよー」っと泣き叫ぶムスメを見て、かわいそうだとも思いましたが無事を確認出来て本当に安堵しました。
その後病室に戻り、点滴の固定具がイヤだったり、手術した部分が痛かったりで起きたり寝たり泣いたりをずっと繰り返していました。
その日はほとんど寝てました。
何もしてあげることはできず、ただそばにいることしかできませんでした。
退院
手術の翌日には退院という日程でした。
「そんなに早くて大丈夫なのだろうか?」と思ったのですが、朝病室に行くと昨日とは打って変わって少し元気になったムスメの姿がありました。
すでに点滴は取れて、いつものお洋服に着替えて座ってる姿を見ただけでこみ上げるものがありました。
元気で普通に生きていられるというのは、ほんとうに有り難いことなんだなと感じました。
まだ痛そうにしているものの、いつものように会話ができて「パパ遊ぼうよー」といういつものフレーズがでることに安心しました。
その後は自分の母と叔母が会いに来てくれて、よりムスメは元気になりました。
少しくらいワガママでも、元気でいてくれることのほうが断然いいなと改めて思いました。
歌や踊りが好きで、お絵かきやゲームも好きで、ワガママなところもあるけど、優しい気遣いができる最愛のムスメです。
生まれてきてくれてありがとうと心から思いますし、生まれてきてよかったと思ってもらえるように時間を過ごしていきたいと思います。
退院翌日の今の気持ちじゃないと書けないことがたくさんあると思ったので記録に残そうと思いました。
人生の中でとても大きいイベントの一つになりました。
今日も家族みんなが元気でいられることに感謝して、これからも生きていきたいと思います。
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