こんにちは!吉祥寺&町田のショートボブ美容師【イイノ】です!
先日チラッと紹介したヘアスタイルなのですが。
この時のスタイルを少し掘り下げて解説していきたいと思います。
スタイル名として名付けるなら・・・
【マットカラーボブ】
です。
けっこう安易なかんじですが、シンプルイズベストということで。
その名の通り、マット系のカラーのボブスタイルです。
ではまずビフォーから。
根元が2センチほど伸びてきて全体的にまとまりがない状態ですね。
ざっくり言うと1ヶ月1センチほど伸びるので2ヶ月ほど伸びている状態です。
個人差あるので一概には言えないですがカラーの伸び具合でだいたい何ヶ月ぶりかはわかります。
そしてヨメさん的には「おまかせ」ということで、ゴールをマットカラーボブに設定しました。
ちなみに・・・・
「おまかせ」というワード
少し脱線するのですが「おまかせ」というオーダーをされる方も少なからずいらっしゃいます。
今の自分には当てはまらないのを前提でお話するのですが。
新規のお客様でお互いのことを知らない場合の「おまかせ」は危険かと思います。
今の自分の状況だと、ブログやインスタ経由でご連絡頂く初めてのお客様は、自分のことを少し知ってもらえてる状態でいらっしゃるので「おまかせ」というオーダーも、スムーズかつ得意分野で提供できます。
ただ、他の美容師さんのお話聞いた時に思ったのが、初めての方で特に指名もしていない場合はお互いのことを何も知らない状態でおまかせのオーダーが成功するのは「運でしかない」と思います。
その美容師さんが何が得意か知っていて、お客様の好みや傾向など把握していればいるほど「おまかせ」のオーダー成功率は上がります。
なので、カウンセリングでなるべくイメージを共有していくのが大事なのですが、時間に限りがある場合がほとんどなので、「おまかせ」で丸投げするのはよろしくないかと思います。
美容師が知りたいこととして・・・
・嫌いなイメージ、ヘアスタイル
・好きなイメージ、ヘアスタイル
・普段のスタイリング方法
・髪の悩み
上記の項目は「最低限知っておきたい」ポイントです。
なので、初めての美容室に行く場合はお客様の満足度を上げる意味合いでも上記の項目はちょっと考えてきてほしいなーという美容師目線からのお願いでした。
自分はショートボブ推しなので「おまかせ」と言われたら基本ショートボブになります。
ただ、ショートボブといってもバランスは無限にあるのでそこはお客様に合わせてベストなショートボブにしていきます。
仕上がり&解説
脱線が脱線の域を超えましたが、戻ります。
ということで仕上がり。
【マットカラーボブ】です。
マットってその名の通りツヤ消しの意味合いがあるのですが、多少ツヤもありますね。
「ツヤ」というのは光の反射で出せるモノなので、髪の面をしっかり整えることでツヤは出せます。
ツヤの出し方はまた別記事にて説明しますが、簡単に言うと。
・ブローかアイロンで面を整える
・カラーやトリートメントで中身を補充する
の2つがシンプルにいいかと思います。
今回はどっちもしてるのでマットなのに少しツヤも出ます。
カラーの色が抜けてくると、中身が流出してるのでパサパサに見えやすくなります。
ビフォーの写真がそんなかんじですよね。
そこに色味を補充する&トリートメントで髪の栄養も補充することで中身がつまるのでツヤが出やすいベースになります。
そこにブローやアイロンなどで髪の面を整えると光がキレイに反射してツヤが出るという原理です。
そして、今回は仕上げにコテで動きを付けました。
波巻きウェーブにしました。
マットなどの寒色系は光の透け感がキレイなので個人的には動きを出すスタイルのほうが好きです。
逆光に髪の毛が透けたときのやわらか〜いかんじはこういうカラーが得意ですね。
まとめ
【マットカラーボブ】は・・・
・マットカラーでもツヤが出る
・動きをつけてもやわらかい
・ファッションの冬コーデにも合う
【おまかせ】は・・・
・お互い全く知らない関係ではおすすめしない
・なんとなく好きなかんじ、嫌いなかんじは用意しておく
・情報があればあるほどステキに仕上がる
というかんじですー!
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